• 1月 29, 2024
  • 11月 25, 2024

あなたのお子さんは大丈夫?歯並びが及ぼす顎の成長への悪影響

みなさん こんにちは☺

板橋区 東武東上線 東武練馬駅徒歩2分のところにある【歯ならび肌管理クリニック】の歯科衛生士です

今回のブログは、成長期のお子さんの、歯並びが及ぼす顎の成長への悪影響ついて分かりやすく説明してきたいと思います!

 

『お子さんの下顎を観察してみてください』

成長途中において、歯並びや噛み合わせの異常が原因となり、下顎が前後いずれかに偏位(ずれている状態)していることがあります。

そのような場合、その偏位上顎、下顎の成長に影響し、異常な成長を誘導してしまうことがあります。下顎が下がってしまう過蓋咬合下顎が出てしまう反対咬合について詳しく説明します。

過蓋咬合(かがいごうごう)

過蓋咬合:前歯の噛み合わせが深く、下の前歯が上の前歯に隠れてほとんど見えない状態。原因として考えられるものは

  • 遺伝的なもの
  • 歯の生え変わりがうまくいかなかった
  • 永久歯の先天欠如
  • 舌の筋力に問題があった

このような深い噛み合わせ(過蓋咬合)の人は、下顎の正常な成長が阻害されてしまう。

反対咬合(はんたいこうごう)

反対咬合:反対咬合とは、咬み合わせたときに、下の前歯が上の前歯よりも、前に出ている状態をいいます。原因として考えられるものは、

  • 遺伝的なもの
  • 歯の生え変わりがうまくいかなかった
  • 顎や舌を突き出す癖によって起こるもの
  • 鼻疾患によるもの

反対咬合(受け口)では、上顎の骨、あるいは上顎の前歯の歯槽部の正常な成長が抑制されてしまう。

  

スキャモンの発育曲線でわかる上顎と下顎の成長時期

上顎の方が先に成長のピークを迎えます。成長のピークは大体12歳ごろといわれています。この時期に注意したいのが反対咬合です。反対咬合でいると下の前歯が抑えるかたちとなり、上顎の成長が抑制されてしまいます。

下顎は思春期成長期(13歳~)に成長のピークを迎えます。この時期に注意したいのが過蓋咬合です。過蓋咬合でいると、上の前歯の深い噛み合わせが、下顎の成長を抑制してしまいます。

 

大人になってから骨格の治療はできない

歯並びは矯正治療でキレイにできても、このような骨格は、大人になってからの矯正(成人矯正)では、改善することはできません。

 

小児矯正の大切さ

早期にお子さんの歯並び、かみ合わせの異常に早期に気づき、歯列矯正や、歯並び、骨格に影響を与える悪習癖(指しゃぶり、お口ぽかん、唇噛み、舌突出癖など)の治療やトレーニングを行うことにより、顎の正常な成長を促してあげることが目的です。

歯ならび肌管理クリニックでは、そのようなことから小児矯正治療に力をいれています。

よろしければ、無料矯正相談にいらしてください(^^)/ ご希望であれば、虫歯検診、フッ素塗布も行えます。その場合は保険証を必ずご持参くださいね☆

お待ちしております