- 1月 4, 2025
- 1月 27, 2025
インビザライン治療中のトラブル対応、対策について
みなさん 明けましておめでとうございます☺今年もよろしくお願い申し上げます☆彡
板橋区 東武東上線 東武練馬駅徒歩2分のところにある【歯ならび肌管理クリニック】の歯科衛生士です。
今回は、インビザライン矯正中の患者さまの為に、インビザライン矯正のトラブル対応・対策についてお話ししていきたいと思います。
【トラブル①】亀裂が入ってしまった、真っ二つに割れてしまった
【トラブル②】 マウスピースが潰れて横に広がっている
【トラブル③】マウスピースを交換したら、全く入らない
【トラブル④】マウスピースを失くしてしまった
【トラブル⑤】マウスピースを壊してしまった
の順でご紹介します。
【トラブル①】亀裂が入ってしまった、真っ二つに割れてしまった
【対応】
少しの亀裂なら、そのまま使用します。大きく亀裂が入ってしまった場合、真っ二つに割れた場合は、前か後、どちらかの番号のマウスピースを装着しクリニックに速やかに連絡し支持をあおぎます。
【対策】
・着け外しの方法を再確認
片手ではぎとるように外していることが考えられます。両手を使い、臼歯部からゆっくり外してください。
・アライナーをいじる癖がないか確認
無意識に爪でマウスピースを上げたり下げたりしていじる癖があると割れてしまいます。お子さんが勉強中やテレビを見ている時などに無意識でやることが多い癖です。
【トラブル②】 マウスピースが潰れて横に広がっている
【対応】
潰れて横に広がっている部分は歯を動かす力(矯正力)がゼロになってしまいます。使い続けることなく前か後、どちらかの番号のマウスピースを装着しクリニックに速やかに連絡し、支持をあおいでください。
【対策】
・噛んで装着している可能性を疑う
このように広がってしまっている場合は、噛んで装着しています。指で装着してからお口を閉じてください。噛んで装着は絶対しないようにしましょう。
【トラブル③】マウスピースを交換したら、全く入らない
【対応】
今まで順調にマウスピースを交換してきたのに、次のマウスピースに交換したら入らなくなった!という場合は、マウスピース事態に形態不良がないか確認しましょう。ごく稀にですが、インビザライン社がマウスピースをつくる過程で形態不良のマウスピースが紛れ込むことがあります。マウスピースが内側に陥没しているなど明らかに形がおかしいものがあったなら、前か後、どちらかの番号のマウスピースを装着しクリニックに速やかに連絡し、支持をあおいでください。
【トラブル④】マウスピースを失くしてしまった
【対応】
失くしてしまった場合は、すぐに前か後、どちらかの番号のマウスピースを装着しクリニックに速やかに連絡し、支持をあおいでください。注意しなければならないのは、失くしたまま3日放置しただけで歯が動いてしまい前か後、どちらかのマウスピースも装着できなくなってしまいます。
【対策】
・失くしてしまうシチュエーションの時は特に注意する
・失くさないための対策をする
外した後は紙ナプキンやティッシュにくるんだりして、飲食店の机の上に絶対に置かないようにしましょう。必ずケースにしまい、ケースもバッグにしまいましょう。
【トラブル⑤】マウスピースを壊してしまった
【対応】
壊してしまった場合も、すぐに前か後、どちらかの番号のマウスピースを装着しクリニックに速やかに連絡し、支持をあおいでください。
【対策】
・壊してしまうシチュエーションの時は特に注意する
小学生は学校でお友達に踏まれてしまったり、ポケットに直に入れて遊んでるうちに潰れていたというケースが多くあります。また犬を飼われている方も注意で、主人のニオイのするマウスピースで遊んで噛んで壊してしまうことがあります。猫は噛んで遊びませんが、じゃれて床に落としたりする可能性があるので主人が踏んで壊さないよう注意しましょう(笑)
・失くさないための対策をする
ケースに入れる習慣をつくれば、壊すことはありません!
いかがでしょうか?
このようなトラブルは起こらないよう事前に患者さんには説明しますが、慣れてきて気が緩むと起こりがちです。
私もお寿司屋に忘れて慌てて取りに戻ったことがあります(笑)
トラブル時にはこの内容を参考にされて冷静に対応していただければと思います(^^)/