• 6月 3, 2024
  • 6月 6, 2024

お家でできる お口のトレーニング、MFT

みなさん こんにちは☺

板橋区 東武東上線 東武練馬駅徒歩2分のところにある【歯ならび肌管理クリニック】の歯科衛生士です今回は、お家で簡単にできるお口のトレーニング、MFTについて紹介していきたいと思います。

口腔筋機能療法 MFT(Oral Myofunctional Therapy)とは、食べる時、飲む時、発音時、呼吸時の舌や唇の位置の改善を目的としたトレーニングです。 このトレーニングを毎日継続して行うことで口腔周囲の筋肉バランスを整え、歯並びや骨格に悪い影響を与えるを直すことができます。

歯は、唇・頬・舌といった筋肉に囲まれています。歯はこの筋肉の圧力のバランスの取れた位置に安定して並びます。いわば、唇・頬・舌は天然の矯正装置です。

この天然の矯正装置を、お家でしっかりトレーニングし、美しい口元、歯並びを手に入れましょう☆彡

トレーニング方法を特別に4つ紹介いたします。

①あいうべ体操

「あ」「い」「う」「べー(舌をまっすぐピーンと出す)」強調的にお口を動かして5秒間ほどキープします。これをすることで、お口の周りの筋肉(口輪筋)のトレーニングとなります。口輪筋は口の周りをぐるりと円状に囲んでいる表情筋です。 口を閉じたり、唇を突き出したりする動作を支えています。あいうべ体操を行うと唾液の分泌も促されます。唾液の分泌が良いと、虫歯や風邪の予防に繋がります。

それぞれの強調的に動かし、5秒間ほどキープします。声は出さなくて大丈夫です。1日トータル20回を目標に行いましょう。お風呂に入ったら10回やる、トイレに入ったら10回やるなどお家の中のルールを決めると毎日続けられるでしょう。

②スポット嚥下(えんげ)

舌は筋肉でできていて、とても力が強いです。舌が間違った位置にあると、歯を誤った方向に押してしまい歯並びが悪くなったり、発音にも悪影響を及ぼします。

正しい舌の位置でコックンと飲み込む(嚥下)方法を、スポット嚥下と言います。

上の絵の☆マークの位置が正しい舌の位置です。嚥下時やリラックス時、就寝時も舌の先はこの☆マークのところに軽く触れています。

間違った舌の位置の癖に、舌突出癖低位舌というものがあります。

少量の水をお口に含み、嚥下して確かめてみてください。よく分からない場合は、少量の歯磨き粉を舌先につけ嚥下してみてください。歯磨き粉が上顎の☆マーク付近でかつ、前歯に付着していなければ正しく嚥下できています。

できていない場合は、『いただきます』の前に毎回スポット嚥下を意識してやってみることをオススメします。

③ポッピング

舌を上顎につける練習にもなり、舌の筋トレにもなるトレーニングです。上顎は舌の圧力により成長が促されます。それに伴い上顎の上に位置する鼻腔も成長が成長し鼻通りも良くなります。

舌に筋肉がしっかりつくと『ポン!』という音が次第に大きく出せるようになってきます。これも1日10~20回くらいできると良いでしょう。

④ボタントレーニング

口輪筋をしっかりと鍛えることのできるのが、ボタントレーニングです。唇と歯との間にボタンを挟み、引っ張ります。

ついお口がぽかんとなってしまうテレビを見ている時などにオススメです。引っ張ると口輪筋に力を入れないと外れてしまうのでお口周りがすごく疲れます。30秒引っ張り20秒休憩を1日3回できると良いでしょう。

ボタンの作り方を紹介します。用意するものは25~38㎜のLサイズボタンと30㎝ほどの長さの    糸(たこ糸、調理用糸)です。100円ショップで揃えることができます。大人もほうれい線にすごく効果がありますので、ぜひご家族全員でやってみてください。

いかがでしょうか(^^)/

どのトレーニングも継続が重要です。お子さんが飽きてやめてしまわぬよう、楽しくできる工夫が必要です。なぜこのトレーニングが必要なのか、お子さんから質問されたら当院のブログ『お口ぽかんをやめられる当院オリジナル紙芝居☆トレーニング法も教えちゃうよ!』をご覧いただければと思います♪

歯ならび肌管理クリニックでは、無料矯正相談を行っております。

お気軽にお越しください(*^^*)☆