- 2月 15, 2024
- 2月 16, 2024
今すぐやめて!歯並びを悪くする癖
みなさん こんにちは☺
板橋区 東武東上線 東武練馬駅徒歩2分のところにある【歯ならび肌管理クリニック】の歯科衛生士です。
今回のブログは、今すぐやめたい、お口周りの悪い癖についてお話ししていきたいと思います。
歯並びは、遺伝だけでなく、幼少期のお口の悪い癖も影響しています。このような悪い癖(悪習癖)を早期発見し正していくことは非常に重要です。悪習癖を4つ紹介します。
1、口呼吸
子供だけでなく、大人も多い口呼吸。大人の口呼吸は子供の頃からの癖になっている証拠です。前歯に着色汚れが付く、唇が渇いて荒れる、呼吸音が『はぁはぁ』と聞こえる、などは口呼吸をしているサインです。
ー口呼吸のデメリットー
- 唇が開き、唇による前歯を抑える力がかからない為、出っ歯、すきっ歯になりやすい
- 口が渇くことで、虫歯、口臭の原因になる
- 乾いた空気が気道を通るため、喉を傷め風邪を引きやすくなる
2、下唇噛み
下唇噛みは、ストレスが原因で起きたり、遊びから癖に変わったりします。
ー下唇噛みのデメリットー
- 下唇を咬んだり吸ったりすると、上の前歯は前方に傾斜し、下の前歯は内側に傾斜して出っ歯になる
- かみ合わせが深くなることがある
- 下顎の成長を阻害する
- 口唇が荒れる
3、舌癖(ぜつへき)
舌突出癖(ぜつとつしゅつへき):舌で上の前歯の裏側や、下の前歯の裏側を押している。または、歯と歯の間から舌を出してしまう癖です。この癖は、嚥下時(飲み込む時)に顕著に表れます。
低位舌(ていいぜつ):本来上顎に接触しているのが正しい位置ですが、下顎に下がっている状態の癖です。お口はポカンと開いている場合が多いです。
このような舌の癖をまとめて舌癖といいます。舌癖は、審美的な問題だけでなく、顎の骨や歯牙の機能的な咬合関係(噛み合わせ)を阻害してしまうため、歯並びや発音に大きな影響を与えます。
ー舌癖の原因ー
- 口を開けて息をする鼻の病気(アレルギー性鼻炎、慢性鼻炎、蓄膿症)
- 喉の病気(扁桃肥大、アデノイド)
- 舌小帯(舌の浦のすじ)が短い
- 指しゃぷり(前歯に隙間ができる開咬という噛み合わせになり、舌が出やすい)
ー舌癖のデメリットー
- 歯並びが悪くなる(出っ歯、開咬、すきっ歯)
- 口呼吸を誘発する
- 矯正治療後の後戻りの原因となる
- 発音に支障をきたす
4、指しゃぶり
子供の3歳までの指しゃぶりは生理的なものとしてそっと見守っていて大丈夫です。しかし、5歳を過ぎてもよく指しゃぶりをしている場合は、その後永久歯の歯並びに影響がでるためやめるように促しましょう。
ー指しゃぶりのデメリットー
- 出っ歯、開咬、上顎歯列弓の狭窄
- お口ぽかんを誘発する
- 他人から指摘された時に傷つく
いかがでしたか?この4つの癖があったら、すぐにやめるように努力しましょう。 自分ではやめられない、癖があるかもいまいち分からない、という方は、矯正歯科など、専門的なところで相談してみることもオススメします。
歯ならび肌管理クリニックでは、無料矯正相談を行っております。お気軽にお越しください☺